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2005/03/29

《町田市忠生2丁目緑地(緑地保全の森)》 は貴重な自然が残る場所です!  

《町田市忠生2丁目緑地(緑地保全の森)》 は貴重な自然が残る場所です!   
町田の里山を守る会 2005.3.29
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町田市忠生地区北部(一部図師町を含む)に、市が所有する約2万㎡の緑地があります。もとより緑地保全の森として町田市が取得した場所にもかかわらず、都市計画道路の代替地として売却されようとしている場所です。この緑地の北部には、図師や小野路、小山田地域の広大な緑があるために目立ちませんが、小さいながら質の高い自然の残る場所です。独自の自然環境の調査結果から、この緑地の保全の意義を改めて整理しておきたいと思います。


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★鶴見川の1水源をなす湧水が残っている!
緑地の斜面下部2カ所からはサワガニもすんでいる湧水の流れがあり、鶴見川へと注ぐ一支流の水源となっています。こうした水源の緑地を市街地内に残していくことは、街にうるおいをもたらすものとして貴重ですし、広域的な視点に立って、鶴見川水系全体を清冽な流れに回復・保全する意味からも重要なことであると考えます。

★100種以上の植物がある2万㎡の緑地は野鳥の休息地!
2万㎡の緑地内に100種を超える植物が見つかっており、樹種の豊かな、生物多様性の高い樹林、草地が残されています。こうした緑地は、野鳥や動物の休息地、餌場としても非常に大切な環境です。

★国指定の絶滅危惧植物がたくさん!
樹林内には、環境省によって国の絶滅危惧植物に指定されている多年草、エビネ、タマノカンアオイが生育し、特にタマノカンアオイについては45株と、たくさんの個体が生育しています。生物多様性条約に批准している我が国は、こうした植物の保護に対する理解と保全対策等の対応を、個人から自治体のレベルまであらゆる段階で努力しなければなりません。

★町田市内、鶴見川水系で初めての植物も確認!
湧水周辺には、町田市内、鶴見川流域での現存が初確認と考えられるユキノシタ科草本、イワボタンの群生が見つかりました。本種は地域的な変異が大きく、当初ヨゴレネコノメと考えていましたが、花の形質に若干の違いが見られました。そこで、この仲間を研究中の首都大学東京に標本を送付し、イワボタンと判明したものですが、引き続きDNA鑑定を含む詳細な検討を委託しています。この緑地が、学術的に貴重な資料ともなっているイワボタンの町田市内、鶴見川水系における唯一の生育地だとすれば、これを保全する意義もまた非常に大きいものと言えます

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投稿者 satoyama : 2005年03月29日 00:20

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